赤膚焼への道

〜作品になるまで〜

こちらはろくろ場です。

ここでブレンドされた粘土を造形してゆくのですね。

使い込まれた小道具たちが並んでいます

②写真は、素地を乾燥させているところです。しっかり乾いたらこれを素焼きします。

こちらは、素焼きをした状態のものです。赤膚の土の色がよくわかりますね

 

④ここで、ようやく、原材料から時間をかけて創られた釉薬の登場です。

 こちらは、素焼きをして乾いた状態のものに釉薬をつける作業をされています。

この段階で釉薬で絵付けをするものもあります。職人技が光ります!

⑤これらの作品を、窯に入れて焼き上げます。

電気釜で二日間ぐらいかけて焼き上げ、冷ますのに二日間ほどかかるそうです。

⑥さぁ、焼きあがったお椀を見てみましょう。

写真(左)は釉薬に漬けて焼く前のもの。
写真(右)は焼きあがったもの。

焼きあがる前は灰色だったのが、焼きあがると白く変化し、

大きさも縮んでいるのがわかるでしょうか?

⑦さらに裏を見てみましょう。

 

③の素焼きの状態を焼くと、赤膚の土はこのように焼けるのですね。

 赤膚部分と釉薬部分との境目に色の変化といいましょうか
「にじみ」が出ているのがわかるでしょうか?