まさんど便り

正人窯へようこそ

ろくろ場の入口に椿の鉢を飾りました。
いつもお世話になっている方からお借りしています。
一輪ごとにふの入り方が違い楽しいです。

職人の目

焼き物は、手に取り使い始めた時に生まれ、使って行くごとに育ち成長していきます。
もちろん、作陶している時は良い作品となるよう全力で頑張ります。誤魔化しや、手抜きは全くできません。
少しでも不具合があれば、砕きます。
作者の思いと手に取った人の思いが一つになった時に作品として生まれ出るのです。そう思えばロマンチックです。

土を練る

土を練っているところです。

土の練り方でもいろいろな種類があります。
こちらは「菊練り」といいます。

菊のような模様が土に入っています。

少ししか土がないように見えるかもしれませんが、土から空気を抜いたりとても繊細でとても体力のいる工程です。
自分たちの出来上がったときを夢みながら、空をみつめて時をまつ土です。

お手元に出会う作品がこの中にいるんですね!

食べ頃を過ぎましたが、
ふきのとうの花はかわいいです。